2016年4月30日(土)
魔術学講座vol11
儀式魔術復活譚―聖婚とオカルト象徴学―

このイベントは終了しました
日時:2016年4月30日(土)
開場:15:30 開講16:00~18:45 終了予定(講義終了後はバータイム)
参加料:3500円(完全予約制、入場時ドリンク1杯サービスつき)
定員:25名
会場:銀座BAR十誡


 遠い昔、遙か人類の起源にまでさかのぼる魔術・魔法の世界。その不可思議なる世界を真摯に探求し続ける聖ヴァニラ学園が、秘密のカーテンによって隠され続けてきた現代西洋魔術の深淵へと足を踏み入れる!

 "魔術"という言葉を用いて表現される多様なジャンルの中で、最も謎に包まれているものの一つが"儀式魔術"の世界ではないでしょうか。時に壮麗で、時に怪しげな衣装を纏った魔術師たちによって行われる得体の知れない儀式の数々。彼らはいったい何をしているのか? 彼らは何者なのか? そして、なぜこんなにも我々を魅了するのか?

 この謎を解くため、今回は現役の魔術師であるHieros Phoenix(ヒエロス・フェニックス)氏を講師に招聘。実践者ならではの知識と経験を存分に披瀝していただきます。
 銀座の奇特、聖ヴァニラ学園にて秘密裏に語られる西洋儀式魔術の精髄。知らなかったでは済まされない真実が、そこにある!

「 ヒエロス・ガモス ~聖なる婚礼と魔術儀式~」

“汝、我なる汝よ、我以上の者よ、 本性もなく名もない者よ、
すべてが消え去ろうとも、〈汝〉である者よ、 汝、〈太陽〉の中心であり、秘密なる者よ、
汝、知られた万物の隠された源 そして知られざる、〈汝〉超然と、孤独なる者”
アレイスター・クロウリー「グノーシスのミサ」

 古来より生命の祝祭として人類が保持してきた聖なる婚礼の儀式。

 相反する二者の結合のモチーフは、神々の神話や両性具有のアレゴリー、中世錬金術のシンボリズム、そして近代西洋魔術の実践フィールドにおいて繰り返し議論されてきました。

 20世紀最大の魔術師、または世紀末の獣と称されたアレイスター・クロウリー ( 1875~1947年 ) 。彼が1913年にモスクワにおいて執筆した「グノーシスのミサ」は、現在世界各地で祝祭されている集団による魔術儀式です。それはクロウリーが三代目の首領として君臨した魔術結社、東方聖堂騎士団 ( Ordo Templi Orientis, O.T.O. ) の中核的儀式であり、また同団の最高機密が儀式的に可視化されたドラマティックな典礼です。この「聖なる婚礼」をモチーフにした集団魔術儀式を題材に取り上げ、その隠された意味とオカルト象徴学を学ぶ場が「ヒエロス・ガモス~聖なる婚礼と魔術儀式」講座です。

 壮麗に彩られた真紅の祭壇、暗闇を照らし出す22本の蝋燭、薔薇、赤い葡萄酒と光のケーキ。司祭と女司祭の婚礼、ロゴスの運び手である助祭が司る錬金術の婚礼、そして真なる子供の神の祝福。今、「グノーシスのミサ」の本当の意味と真実があなたの面前でヴェールを脱ぐ!!

■講座で学ぶ魔術世界■

講師プロフィール

  Hieros Phoenix(ヒエロス・フェニックス)
「黄金の夜明け」団の儀式魔術体系、並びにアレイスター・クロウリーが提唱したセレマ主義を中心に四半世紀にわたり実践を積む。幾つかの魔術団体を経て、現在は「東方聖堂騎士団 (O.T.O.)」の日本代表を務める傍ら、過酷な実践カリキュラムで有名な「銀の星」団(A∴A∴)を主軸とした修行生活を送っている。
  Dr.D
某大学非常勤講師。文学博士。
専門は哲学。おもにルネサンスや近代ロマン主義の魔術について研究。
著書・論文多数。
2012年 「魔法魔術学校 in お台場」出演。
今日もどこかで魔術の授業を秘密裏に行っているという……。
  KATOR
オカルトショップ「魔術堂」店長。
魔術学研究家。
2010年より聖ヴァニラ学園・魔術学講座シリーズ企画・出演。
2012年 「魔法魔術学校 in お台場」企画・出演。

HP http://www.majyutsudo.jp/

ご予約

ご予約は定員に達しました。

会場/BAR十誡
東京都中央区銀座5-1-8 銀座MSビル地下二階 >> GoogleMap

Bar十誡
Copyright (C) 2010 St.Vanilla-Gakuen All Rights Reserved